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響~小説家になる方法~【柳本光晴】天才的破天荒が予想外すぎて面白い

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2017年マンガ大賞の大賞作品。高校生・響が天才的な文才で文壇に革命を起こしていく内容がぶっとんでいて面白い!

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響~小説家になる方法~

 

何の情報もない時に「響~小説家になる方法~」というタイトルと表紙絵の真面目そうな文学少女のイラストを見て、「この女の子が小説家になるまでの話」なんだろうなと興味を全くそそられませんでした。

 

でも、2017年の「マンガ大賞」の大賞を受賞!しかもこの賞は書店員や各界のマンガ好きから選ばれ、誰かに薦めたいと思ったマンガだから普通の賞とは一味ちがう。

 

その事をきっかけにあまり期待せずに読んでみたら、最初の印象とは真逆というか次元が違ってすんばらしく面白かった。

やっぱ何でも読んでみなけりゃわからない。

 

この「響~小説家になる方法~」は、文芸界が落ち込み出版不況に悩んでいた編集部の新人賞応募係の元に原稿が届くところから始まります。

募集要項はネットからのデータ投稿のみなのに原稿での投稿。しかも住所も年齢も職業も性別も電話番号も書かれておらず、名前のみ。

 

先輩編集者たちは、「募集要項を守れてない時点で落選」「最低限のルールも守れない作家とは仕事はできない」と読まずにゴミ箱に捨てましたが、花井ふみだけは何故か気になって読み始めます。

その面白さに衝撃を受け、なんとか新人賞の選考にまわすために奮闘していきます。

 

その小説を書いたのは鮎喰響(あくいひびき)という高校1年生の女の子。

本を読むのが好きで、書いてみた自分の小説がどんなものなのかを知りたくて応募要項を詳しく読まずに投稿していました。

自分では気づいていないけど、その天才的な文才は低迷だった文学界を変えていきます。

 

響が書いた「お伽の庭」を読んだ人はみんな衝撃を受けて動かされていきます。そこが爽快で凄さが伝わってくるからワクワクして面白い。

色々な文豪や小説家達が響の作品に触れるけれど、嫉妬を通り越して尊敬してしまうほど。

 

響が入部した文芸部の先輩で部長のリカは、有名作家の娘で同じく本が好きで小説を書いているけれど凡才。

2世小説家としてデビューして注目を浴びるなど恵まれた境遇ではあるけれど、普通の人として奮闘する姿が響とは相対していてすごく共感できるキャラです。

響とリカは2人とも小説家デビューし、賞をめぐっていろいろありますが、それがまた面白い。

 

真面目でおとなしそうな容姿とは違って、暴力的で破天荒でただただヤバイ奴である響の行動や、その幼馴染でイケメンの椿涼太郎とのやりとりも不思議だけれども少しほっこりできるところもあり、いろんな要素が楽しめるのも魅力です。

文芸界という地味なテーマの中で、結構ぶっとんだ要素があるのが新鮮で惹きつけられます。

 

絵はあまり上手ではないというか荒い感じがあるんですが、それを気にさせずに物語に引き込む力がスゴイ。

 

マンガ大賞の大賞受賞も納得のマンガです。

読んだら、人に薦めたくなること間違いなし!

 

 

  • タイトル:響~小説家になる方法~
  • 作者名:柳本光晴

公式あらすじ

とある文芸編集部の新人賞宛に送りつけられた、直筆の投稿原稿。

編集部員の花井は、応募条件を満たさず、ゴミ箱に捨てられていたその原稿を偶然見つける。封を開けると、これまで出会ったことのない革新的な内容の小説であった。

作者の名は、鮎喰響。連絡先は書いていない…

 

響~小説家になる方法~ 登場人物

鮎喰響

高校1年生。天才的な文才があり誰もが圧倒される才能の持ち主だが社会性はゼロ。自分に絶対の信念をもって、それを一歩も譲れない。暴力的で破天荒でヤバイやつだけど、自分の気持ちに忠実でスジは通っている。

祖父江凛夏(リカ)

2年。文芸部部長。世界的人気作家「祖父江秋人」の娘。ハーフで頭も良く、新人賞を飛ばして小説家デビューすることになる。

花井ふみ

入社3年目の編集者。落ち込んだ文芸界を盛り上げたいと思っていた時に響の作品に出会い、小説を世に出すため奮闘する。

椿涼太郎

高校1年生。響の幼馴染でいつも一緒にいる。勉強もできて何事も器用にこなすイケメン。響にずっと片思いしていてかなり執着している。誰がみても破天荒な響を普通の女の子だと言い張る。

 

 

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